小池naoの★健康の哲学★

健康というものを一度考えてみよう

オタクは悪くない

私は小学校高学年から高校生まで割と濃いアニメオタクでした。けれどその間の中学の頃に、どうにかアニメや漫画のオタクを卒業しようともがいていました。
まずは一週間に20作品くらい観ていた中から減らすことから始めました。人気がある作品だからという理由だけで観ていたものがあったので、その中から面白くないものを観ないことにして、あとは長期化しそうなアニメもやめました。
次に、普段からラジオ漬けにしました。アニメから離れてオタクが聴かないような邦楽ロックやおしゃれな洋楽を聴くようにしたのです。今思えば所謂中二病です。しかし、今でもラジオはずっと聴いてるので、アニメから離れるためには一番成功した趣味ではないかなと思います。
自分がアニメや漫画のオタクだということを忘れたくてラジオを聴き続けているのですが、良いなこの曲と思っていると、 とあるアニメの主題歌だったりします。そんな時はがっかりしてしまうことがありますが、仕方ない、私はアニメを観てこの曲を好きになったんじゃない、好きなこの曲がたまたまアニメの主題歌だっただけ、と言い聞かせています。
ラジオはひとまず置いといて、中学生の私が次にオタク卒業を目指したものは、グッズ集めをしないこと、でした。好きになったものは一つでも何か手に入れようとしていたので、出来るだけ買わないようにしました。しかしこれは高校生くらいで漸く卒業することに成功しましたが(笑)。
そして、友達にもオタクを卒業する!と宣言しました。見守ってもらう、もとい監視してもらうことで卒業出来るのではないかと考えました。友達はハイハイと聞き流していたようですが。
なんやかんやと中学の間にアニメオタクを卒業を目標にしていた私ですが、とうとう中学卒業にオタク卒業は間に合いませんでした。何故私は中学の頃にオタクを抜け出そうとしていたのか。それはその頃のアニメ、漫画のオタクは今よりも恥だと思われていたからです。オタクは恥ずかしい、気持ち悪いは今も若干ありますが、緩くなりました。けれど、私の中学時代は世間からも異常扱いだった気がします。自分の好きなものを否定してまで世間に自分の正常を認めて欲しかったんだと思います。